使い方
このページでは、映画を選ぶところから、上映後に席を立つかどうかの判断まで、一通りの流れを説明します。
実際に覚えておく動作は第3節の一つだけで、あとは見れば分かる内容です。
1. 劇場に入る前:映画を検索する
アプリで映画のタイトルを検索します。ライブラリには数千本の映画があり、ここ十数年の新作はほぼ網羅されているほか、古い作品も一部収録されています。
この画面で分かるのは次の3つです。
- 上映時間 — 開演前に飲み物の量を調整する目安になります。
- ダッシュタイムの数 — 2時間を超える映画ではおおむね2〜4回あり、だいたい30分おきに分布しています。
- エンドクレジットにおまけ映像があるか — あるかどうか、何回あるか、どれくらい待つか。上映が終わる前に、席を立たずに待つべきかどうかが分かります。
その映画にダッシュタイムが一つもない場合は、そのまま正直にお伝えします。見落としではなく、本当に安全な場面が見つからない映画だということです。
2. 上映前:ダッシュタイムにひと通り目を通す
それぞれのダッシュタイムには次の4つの情報が付いています。
- 開始時間 — 本編の最初のコマから数えて、誤差±5秒。
- 合図 — 台詞や、ひと目で分かる画面。これが来たら席を立つサインです。合図自体がネタバレになることはありません。
- 長さ — だいたい2分30秒から5分。
- あらすじ — 席を外している間に画面で起きる内容。
あわせて3つのマークも確認しておくと安心です。推奨(十分な長さと安全性があり、安心して行けるもの)、緊急用(理想的ではないものの、本当に我慢できないときの損失が最も少ない数分間)、要注意(トイレとは無関係で、刺激の強い場面を示し、避けたい人が席を外せるようにするための印)。
開演前に30秒ほど目を通しておくだけで、本番で暗闇の中スマホを操作する必要がなくなります。
3. 上映開始:タイマーを押す瞬間
ここが唯一、覚えておく必要がある操作です。すべての時間はこの瞬間を基準に計算されるため、ここがずれるとそれ以降の数字もすべてずれてしまいます。
本編の冒頭に出てくる、決められた画面が表示された瞬間に、手動でタイマーを押してください。
アプリの開始ボタンにもこう書かれています——映画の冒頭にある特定の画面が表示されたらタイマーを押す。多くの場合、それは配給会社のロゴです。
ロゴとは、本編が始まる直前の数秒間に流れる会社のタイトルカードのことです(ユニバーサルの地球、ワーナーの盾など)。それが本編の最初のコマであり、カウントの起点になります。どの画面を基準にするかは映画ごとにアプリ内で明記されているので、その通りに押すだけで大丈夫です。
チケットに書かれた上映開始時刻を基準にしないでください。 本編前の広告や予告編の長さは劇場や上映回によって大きく異なり、同じ映画でも10分以上差が出ることがあります。チケットに書かれているのは「上映室で何かが流れ始める時刻」であり、「本編が始まる時刻」ではありません。その差がどれくらいかは、実際にその場にいる人にしか分かりません。
ロゴのない映画では、本編がそのまま始まります。その場合はアプリ内に別の基準画面が示されるので、それに従ってください。
押し忘れても慌てる必要はありません。それぞれのダッシュタイムには合図も書かれているので、合図を見て席を立つこともできます。タイマーはあくまで、ずっと注意を払わなくて済むようにするための補助です。
4. タイマーが裏でしていること
押したあとは、ポケットの中で静かに動き続けます。
- ダッシュタイムが始まる約30秒前に、端末が軽く振動します。 音は鳴らず、画面も明るく光らないので、周りの人の迷惑にならず、自分も何度もスマホを確認する必要がありません。
- 通信は必要ありません。 通知はプッシュ通知ではなく端末内で動作するため、上映中は機内モードのままで問題ありません。
- いつでも次のダッシュタイムまでの残り時間と待つべき合図を確認できます。
5. 席を立つ数分間
振動が来ても、すぐには立たないでください。実際に合図——その台詞、その画面——が出てから席を立ちます。振動から合図までの約30秒は、座席から通路まで移動するための時間です。
用を済ませたら、すぐに戻ってください。長居はしないでください。このダッシュタイムの長さは「急げば往復できる」時間として計算されています。アプリ名の「ラン(走る)」は比喩ではありません。
席に戻ったら、あらすじを読みます。あらすじはまさにこの場面のために書かれています——暗い場内で、片手でスマホを操作しながら、30秒以内に読み切れるように、かつ読み終えればすぐに話に戻れるようにまとめられています。
6. 遅れて入場したとき
渋滞、駐車場探し、ポップコーンの行列——気づけば本編はもう始まっている。そんなときのためのページがあります。
冒頭3分は、本編最初の3分間に何が起きたかを短くまとめたものです。
冒頭を別に用意しているのは、映画の始まりがいちばん情報の密度が高い部分だからです——時間、場所、登場人物、目的。最初の3分を見逃すと、設定の半分を見逃すことにもなりかねません。
7. エンドロール:席を立つか、残るか
クレジットが流れ始めます。その時点で答えはもう分かっています——劇場に入る前に確認しているからです。
おまけ映像の欄で分かるのは、あるかどうかとどれくらい待つかです。複数ある場合はその回数も書かれています。
分からないのは内容そのものです。これは意図的に伏せています——自分の目で確かめてもらうためです。
おまけ映像がない映画なら、安心して席を立って大丈夫です。浮いた数分で、駐車場に一番乗りできます。
まとめると、やることは3つだけ
- 入場前 にダッシュタイムを確認し、最初の1つがだいたいいつ来るか把握する。
- 配給会社のロゴが出た瞬間 にタイマーを押す。
- 振動が来たら 合図が出るのを待って席を立ち、戻ったらあらすじを読む。
あとは映画に集中してください。